2018年10月14日(日)~21日(日)10:00~17:00
企画:遊美工房
参加アーティスト:林 抱宇、ウルズラ・ヴェルナー
会場:遊美工房

倉敷玉島

◆作家トーク
開催日時:2018年10月14日(日)

倉敷玉島

遊美工房では林抱宇とウルスラ・ヴェルナー、二人の書家による「黒と白と線と」展を開催いたしました。
林抱宇は岡山市在住、30年以上にわたり書に携わり、数々の個展、グループ展、団体展などを行ってきました。また、ウルスラ・ヴェルナーは、ボン大学で芸術と哲学を学び、20年以上に渡り日本人の書家に師事し書の道を探求し、ドイツ国内外の様々な展覧会で作品を発表しています。

異なる文化の交流は新しい芸術の可能性を開きます。本展は、現代の日本文化の中で生きてきた林抱宇の作品と、ドイツ人としてのウルスラ・ヴェルナーの作品、ともに書という芸術に魅せられてつながった二人のアーティストが一つの空間を作り出します。

「黒と白と線と」のタイトルが語るように、黒い墨を含んだ筆が紙に触れる瞬間、黒と白のコントラスト、点と線と空間の緊張が生まれます。二人の作家はこの書の特性を生かしての表現を試みます。

また、今回の遊美工房での展覧会開催にあたり、玉島とご縁の深い良寛の作品からインスピレーションを受けて生まれた作品も展示いたしました。