2023.11月11日（土）～19日（日）10：00～17：00
※最終日は16：00まで
会場：遊美工房
玉島の町並みに感じる魅力は何なのだろうと言葉を探していくと、コラージュというワードが浮上した。
古いものと新しいものが、時間の流れの中でごく自然に混ざりあい、景色を形作っている。
この地の人々の、意識と無意識の集積に惹かれた4名の作家が、玉島で収集したものを使った作品を制作、展示する。
参加作家
千原資実/ Chihara Mami
1[「風景」ミクストメディア H23xW23cm]
■私は日常の中にある身の回りのものから、絵画の要素を見つけ出し繋げていくことで、画面上の”風景”をつくり出している。今回の展示
では
玉島で見つけた素材を使った”風景”をつくる予定。
■1985年熊本県出身。2008年 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業，東京都在住。
藤堂/TODO 2[「Ziegel – 横浜」古レンガ・コンクリート・層ガラス H26.5xW12xD9.5cm）
■自ら歩いて集めた欧米や日本の石や際を切断し、その切断面に横層ガラスを埋め込んだ作品で知られており、「場所・時間・空間・記
健・税階」をテーマに制作を続けている。今回の展示では玉島で採取した石・レンガを使った作品を出品予定。
■1969年 東京生まれ宇和島市出身。多際美術大学院刻専攻を修了後※独。国立デュッセルドルフ芸術大学（ドイツ）で学び、2003年にダニエル・ピュレン教授よりマイスターシューラーを取得。2011年 震災を機に13年間住んだドイツより帰国し、現在神奈川県在住。
本多絵美子 / Honda Emiko
3[「 秋の壁」構・彩色 H40xW52xD28cm
撮影：森田直機］
■モチーフは虫から動物・鹿虫類など様々な生き物、木を感る技法を通じて、生き物と場所との関係性をテーマに木影を制作。
今回の展示では、玉島で出会った素材で制作した膨刻も出品予定。
■1982年 東京都生まれ。2007年 東京造形大学大学院造形研究科造形専攻美術研究領域修了。東京都在住。
木サチコ/Miki Sachiko 4 [「mini column -retro-pop-」 F.R.P、・彩色 H42xW22xD12cm]
■人間とは何か、を実体験に基づき考察し、人間の内部と外部を同時に見るような視点で表現する。主にF.R.P（繊雑強化プラスチック）を使い、異素材との組み合わせも行う。今回の展示では玉島の素材を取り入れた作品を出品予定。
1974年 群馬県生まれ。2001年 東京造形大学造形学部美術学科研究生修了。神奈川県で制作。
