このたび、遊美工房 室内楽セミナー初の編成、ピアノ三重奏でのセミナーを開催する運びとなりました。ヴァイオリニストの甲斐摩耶先生、チェリストの熊澤雅樹先生を共演者・講師にお迎え致します。
受講生ピアニストが個人でアンサンブルのための準備をして、セミナー当日に合わせ兼レッスンを講師陣と行います。「作品をどう読み、何を準備してアンサンブルに臨むか」。当日までの準備を振り返りながら、アンサンブル作品に対するピアニストのアプローチ力を高めるためのセミナーです。室内楽の面白さ、奥深さを共に楽しみ、研究して参りましょう!
【日 程】第1回 2024年10月20日(日曜日)
【会 場】:遊美工房(倉敷市玉島中央町1-6-21)
【課題曲】:ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op. 1-1 (第1楽章から順に)
【受講料】:1コマ1時間 25,000円(5コマ5名定員予定)
*ご希望の方には、前もって課題曲ピアノパートだけのレッスン(3,000円)を致します。
お申込みの際など、いつでもご連絡ください。
【聴講料】:最初の2時間まで2,000円 以後1時間1,000円 受講生は無料
受講生も含め要予約
*9月16日以降を目安に、受講生が確定し次第受け付けさせて頂きます。
<応募方法>
遊美工房 室内楽セミナー ピアノ三重奏曲 受講希望の旨、参加者名とご連絡先を090-5378-6675安原までSMSにてご連絡下さい。講師より折り返し致しますので、その確 認をもってお申込み完了となります。先着順に受付し、定員になり次第、締め切ります。
講師紹介
甲斐摩耶
東京芸術大学音楽学部付属音楽高校、東京藝術大学を経て、2002年同大学院修了。
東京に生まれ、すぐに渡独。3歳よりヴァイオリンを始める。シュポア国際ヴァイオリンコンクール第2位入賞。第6回フォーバルスカラシップ ストラディヴァリウスコンクール第2位入賞。ニュルンベルグ音楽大学にてDaniel Gaede氏のアシスタントを、またダルムシュタットとボンのコンサートマスターを務めた後2008年に帰国。
2010~2015年に東京藝大非常勤講師を務めた。現在エリザベト音楽大学准教授。(財)地域創造の公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとして、アウトリーチコンサート等の活動にも意欲的に取り組む
熊澤雅樹
桐朋学園大学アンサンブル・ディプロマ修了。トロッシンゲン州立音楽大学卒業
第2回東京室内楽コンクール第1位。ロームミュージックファンデーション奨学生。これまでに倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、小澤征爾音楽塾、サイトウキネン・オーケストラ、東京春音楽祭、水戸室内管弦楽団等に参加。
現在、広島交響楽団チェロ奏者 エリザベト音楽大学非常勤講師
アンサンブル・プレギエラ、広島室内楽協会、アンサンブル響、カムパネルラ・アンサンブルなど
多数の室内楽団体を主宰し、地域に根差した音楽活動を展開している。
岡 陽子
東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学ピアノ科卒業。桐朋学園大学院大学修士課程修了。
米・イーストマン音楽学校より3年間のInternational Scholarship を得て、同校室内楽・ピアノ伴奏科修士課程を修了。The Birmingham Accompanist of the Award 2005 ファイナリスト。
現在は、遊美工房(倉敷市玉島)を拠点に演奏活動、指導にあたるとともに、2020年より「ピアニストのための室内楽セミナー」を企画し、運営・ピアノ講師を務めている。PTNA指導会員。